アルカンターラのメンテナンスについて

アルカンターラのメンテナンスについて

お手入れの手順

Alcantara® は、アルカンターラ社 (Alcantara S.p.A.) が独占的に製造する、 革新的な素材の登録商標です。 優雅さと機能性を同時に備えた Alcantara® は、柔らかさやカラーのバラエティなどの特性を組み合わせることができるいっぽうで、汚れにくく、お手入れ も簡単です。 アルカンターラは、家具、自動車の内装、衣類アクセサリーやファッションの 世界で、革新的で他に真似のできないような方法で使用することができます。

 

日常のお手入れ

アルカンターラ®の美しさを長期間保ち、たまった汚れを、力を入れて取り除 くことを避けるために、定期的にお手入れすることをお勧めいたします。その 際は、あまり力を入れて擦りすぎないようにしてください。また、スチームを 使用しないでください。 毎日のお手入れ:柔らかいブラシ、または乾いた布でアルカンターラ®の埃を 取るか、あるいは掃除機をご使用ください。 毎週のお手入れ:アルカンターラ®の埃を落とした後、軽く湿らせた白いコッ トン布で拭きます。 プリント柄のある布/吸収性のあるペーパーの使用は避けてください。素材に プリントのインクが付着することがあります。 毎年のお手入れ:柔らかい布、またはきれいな水で湿らせたスポンジで埃を落としてください。布(あるいはスポンジ)の水分を良く絞り、内部まで濡らさ ないように注意しながらアルカンターラ®の全面を拭いてください。 再びきれいな水で湿らせた布で拭き、一晩かけて良く乾かします。 柔らかい刷毛のブラシで優しくブラッシングすることにより、アルカンターラ ®は蘇ります。

 

一般的なクリーニングの手順

汚れが広範なため、取り外し可能な家具の張り布全体を洗浄する必要がある場 合、以下のクリーニング手順に慎重に従ってください。 張り布が取り外し可能な場合は、Alcantara® は、約30℃の温水と中性洗剤 で安全に洗濯機で洗うことができます。ただし、脱水機は使用しないでくださ い。張り布の縁にベルクロ(面ファスナー)が付いている場合は、張り布を傷つ けないようにするために、洗う前に、反対側のベルクロで保護する必要があり ます。 張り布を洗い終えたら外気にあてて乾燥させ、柔らかい毛ブラシで丁寧にブラ ッシングします。

 

Alcantara® に、塩素漂白剤を使用してはいけません。

必要であれば、Alcantara® はアイロン掛けできますが、アイロンと製品の間 に白布をはさむようにしてください。アイロンコテの温度は、110°C を超え ないようにしてください。 ドライクリーニングをする場合は、トリクロロエチレンを使用しないでくださ い。また、スチーム装置に直接触れないようにしてください。スチーム洗浄機 を使用する場合は、低温でのみ使用してください。取り外しできない張り布の クリーニングについては、定期クリーニングのセクションの説明をご覧くださ い。

 

洗濯マニュアル概要

パッド•中身が外せるもので、広い範囲にシミが広がっている場合は、注意し て、以下の洗濯上の指示に従ってください。 洗濯:洗濯機使用。水温は約30度、中性洗剤を使用。 縁にマジックテープがある場合は、洗濯する前に、対のマジックテープを張り 付けて保護してください。アルカン ターラ®は、絶対に脱水をかけてはいけません。 乾燥:自然乾燥。刷毛の柔らかいブラシで軽くブラッシングしてください。塩 素系漂白剤は、アルカンターラ®には絶対に使用しないでください。 アイロン:アイロンの温度は110度以下でご使用ください。アルカンターラ® には常に白い布を被せてアイロンを掛けてください。 ドライクリーニング:トリクロロエチレンの使用は絶対避け、蒸気を利用する 機械に直接触れないようにしてください。『エクストラクション•スプレー』 機器の使用は低温の場合に限って可能です。 パッド•中身が入っていて外せない場合は、日常のお手入れの頁にある『毎年 のお手入れ』をご参照ください。

GIORTOアルカンターラメンテナンス

 

シミ抜きのマニュアル

 局部的なシミで、専用の洗剤がお手元にない場合は、以下の指示に従ってくだ さい。
 • シミが付いたら直ぐ、30分以内に行います。
 • 付着した物が密度の濃いもの(ヨーグルト、ジャムなど)ならば、スプー ンかプラスチックのヘラでまず取り除き、液体状の場合は、プリント柄の ない吸収ペーパーかスポンジで吸い取ります。
 • アルカンターラ®には洗浄剤を直接使用しないでください。良く絞った白 い布かスポンジを使用します(拭う度にきれいな水で濯いで良く絞って使 用してください)。
 • シミの縁のほうから中心に向けて汚れを落とすようにしますが、擦らない ようにしないと、逆に汚れが広がってしまったり、内部に浸み込んでしま う危険性があります。 シミの種類によっては、水、レモン汁、純正エチルアルコール(果実酒用) をシミ抜きとして使用することができます。次の取扱事項をお読み下さ い。 

水溶性のシミ

• 果汁、ジャム、ゼリー、シロップ、ケチャップ:ぬるま湯を使用。きれいな水でたたきながら濯いでください。
 • 血液、卵、糞、尿:冷たい水(これらの成分が凝固するので温水は避ける)を使用。きれいな水でたたきながら濯いでください。
 • リキュール、ワイン、ビール、コカコーラ、茶:ぬるま湯を使用。色染みがある場合にはレモン汁を使用し、その後良く濯いでください。 
• 鉛筆、ココア、クリームやチョコレートのお菓子、アイスクリーム、マスタード:ぬるま湯を使用。きれいな水でたたきながら濯いでください。
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